嵐山町で日帰りハイキング。嵐山渓谷の歩き方|嵐山町(埼玉県)

嵐山町で日帰りハイキング。嵐山渓谷の歩き方|嵐山町(埼玉県)

埼玉県の北部に位置する嵐山町。嵐山は「らんざん」と読みます。

ここには、荒川を源流とする槻川(つきがわ)が作る美しい渓谷があります。
自然豊かで、歩きやすく緩やかな傾斜の遊歩道は、休日の日帰りハイキングに最適です。

そんな嵐山渓谷を歩いて、そこで見ることのできる景色や動植物を紹介します。

嵐山渓谷への行き方

渓谷の住所

嵐山渓谷の住所は、埼玉県比企郡嵐山町鎌形2627です。

自動車で行く場合、カーナビは「嵐山渓谷バーベキュー場(電話:0493-62-4152)」の駐車場を設定するとスッキリと到着します。※渓谷の住所をナビ設定すると、細くて行き止まりの道を案内されることがあります。

【自動車】カーナビで「嵐山渓谷バーベキュー場」

【バス】武蔵嵐山駅西口から「休養地入口」バス停下車

駐車場

駐車場は、嵐山渓谷バーベキュー場の駐車場がおすすめです。川にも渓谷にも近く、300台のスペースがあります。

駐車料金:500円/日

※BBQをしなくても車を置けます。(する場合はプラス1,000円)

※渓谷の北側に無料の駐車場もありますが、収容台数が50台なので休日は満車になりがちで、さらにここから渓谷まで歩くと30分くらいかかります。

ハイキングコース

嵐山渓谷の遊歩道(散策路)

写真の案内板の通り、周回ルートになっておらず、いくつかの分岐点で行き先を決めることになります。その先は川で行き止まりになり、分岐まで引き返して別の目的地を目指します。

主な見どころ

主な見どころとしては以下になります。

  • 展望台
  • 岩畳
  • 与謝野晶子歌碑
  • 冠水橋

当日に歩いたルート

今回は、展望台→与謝野晶子歌碑→岩畳→冠水橋の順に歩きました。

キャンプ場から対岸へ渡って遊歩道へ

駐車場のあるバーベキュー場から川沿いに上流へ向かいます。5分ほど歩くと対岸に渡る「飛び石」が見えてきます。

対岸に渡るとすぐに遊歩道(散策路)に入ることができます。

嵐山渓谷
槻川
飛び石

展望台を目指す

川を渡って上流方面へ向かいます。

道の両側は木で覆われていて景色は見えませんが、川の流れる音が聞こえるので、すぐ近くを川が流れているのが感じられます。

緩やかな上り坂を10~15分ほど歩くと、最初の分岐点があります。

展望台へ向かう遊歩道
分岐点(展望台方面と冠水橋方面)

右へ向かうと展望台です。少し先に鎖が渡してあって通行止めのように見えますが、徒歩の人は通行できると書いてあるのでそのまま進みます。

ここから更に10分ほど進んだ先に展望台があります。

展望台への案内板
嵐山渓谷展望台
展望台からの景色

嵐山というと全国的には京都の嵐山(あらしやま)が有名ですが、ここの地名である嵐山(らんざん)はその嵐山(あらしやま)に景色が似ているということで「東の嵐山」「武蔵国の嵐山」が名前の由来になっています。

歌人与謝野晶子がここを訪れ、渓谷の自然をテーマに「比企の渓」を詠いあげたことから、その歌碑も建てられています。

展望台の次は、その与謝野晶子歌碑を目指します。

与謝野晶子歌碑

展望台付近に、3方面に分岐する地点があります。上流方面へ進む道の先に歌碑があります。

この日はGW中で天気もよく、BBQやキャンプ、散策をしている人がかなり多かったのですが、この道だけは自分の前後に一人も歩いている人がいませんでした。人気スポットではないのかもしれません。

10分程度歩くと歌碑が見えてきます。その先でいったん開けた場所があり、川辺に降りられるようになっています。

この日、川に近づくと大勢で騒ぐ人の声や音楽が聞こえてきました。川原が開けていてバーベキューするには格好の場所のようです。

与謝野晶子歌碑
川辺へ降りる道

川に降りても橋や遊歩道はありませんので、いったん展望台付近まで引き返し、次は岩畳を目指します。

岩畳

展望台近くの分岐地点まで戻り、北へ向かう道を進みます。

槻川は嵐山渓谷付近を北から南下し、歌碑のあたりでヘアピンカーブのように大きく北上、展望台のところで今度は東に折れていきます。

遊歩道を北に向かって進むことで、これまでよりもっと上流につきあたります。そこに岩畳があります。

展望台から岩畳まで約10分です。この道はほとんど傾斜はなく、普通のウォーキング感覚で歩けます。

岩畳

嵐山渓谷の川はどこも綺麗に澄んでいますが、ここは特に綺麗でした。

さすがにここにはバーベキュー客もおらず、川の流れる音と鳥の鳴き声がよく聞こえます。一人だとちょっと寂しいくらいです。でも自然を感じるには絶好のスポットでした。

上流で渓流釣りをしている人もちらほら見えました。

冠水橋

最後は冠水橋を渡って駐車場に戻ります。

また来た道を戻るのですが、展望台の分岐地点から更に戻り、最初にあった分岐まで戻ります。

そこから川まで降りると冠水橋があります。

冠水橋
冠水橋

ここを渡ると対岸(駐車場やバーベキュー場がある側)に渡れます。ただ、この橋を渡ってしまうと川沿いの石が大きくて歩きにくいです。

ここは景色を眺めるだけで、最初に渡ってきた飛び石から戻るのがよいでしょう。

嵐山渓谷で見れる植物・動物

季節の植物

5月はヘビイチゴ、クサギ、カキドオシなどの植物を見ることができます。

ヘビイチゴ
クサギ
カキドオシ

季節の動物

遭遇はしませんでしたが、マムシが出るようです。ご注意ください。

紺色の大きな蝶々も見ることができましたが、動きが早くて、残念ながら撮影できませんでした。

この日の嵐山渓谷ハイキング

天気・気温・服装

この日の天気は晴天で、気温は5月にしては暑く、27度まで上がりました。

この時期の服装は薄手のシャツで問題ないと思います。

ただ遊歩道を少し外れると背の高い草や竹(笹)も多いので、長袖・長ズボンをお勧めします。

また前日に雨が降ると川の水量が増えるので、当日の天気が良くても、前日が雨であれば注意した方がよいかもしれません。

対岸に渡る飛び石が水没する場合があります。

増水した日の飛び石

まとめ

景色を見ながら、そして写真を撮りながら、ゆっくりとしたハイキングでした。遊歩道の傾斜はどこも緩やかで、普段から運動不足の自分でも問題なく歩けます。

この日は、飛び石→展望台→与謝野晶子歌碑→石畳→冠水橋と歩いて、全体の所要時間は2時間程度です。展望台などでちょっとしたランチをしたとしても、半日あれば十分です。

嵐山渓谷は自然を散策できて軽い運動にもなる、日帰りハイキングにちょうどいい場所でした。