多摩川レンタサイクルRIDEAWAYスタッフの園田です。
気温が30℃以上になる夏日のサイクリングでは水分をこまめに補給しなかったり、サイクリングする時間を考慮しないことで、熱中症の危険性や体調を崩すことでお店に戻って来れなくなる可能性があります。
夏のサイクリングも安全に楽しめるように今回は夏にサイクリングする際に気を付けることとRIDEAWAYが行っている対策をご紹介します。
夏のサイクリングで気を付けること
夏のサイクリングで気を付けることを5つ紹介します。
ライドの計画
夏場のサイクリングは走る時間帯を選ぶことが大切です。夏は日が高くなるのが早いため昼間からサイクリングに出発すると、1番暑い中走ることになり熱中症のリスクが高まります。また、多摩サイなどの川沿いのサイクリングロードは日陰が少なかったり、自動販売機やコンビニが近くにないことも多いので、特に体が暑さに慣れていない中長時間走るのは危険です。

そこで、夏場のサイクリングする時間帯としては日が昇る前の明け方から昼前までにかけてもしくは日が沈んだ夜間に走るのがおすすめです。明け方から出発することで朝は涼しく、気温が上がりきる前に帰宅できるとだいぶ体への負担が抑えられます。


夜間に走る場合も気温が下がって走りやすいと思います。
RIDEAWAYの営業時間は9:30~17:00ですので、明け方や夜間にレンタルすることはできません。
また、夜間に走る際は必ずライトの装着と暗いので周りに注意して走行してください。
こまめな水分補給
夏場のサイクリングではこまめな水分補給が長時間自転車に乗り続けられる鍵になります。私も夏にサイクリングする際にはボトル2本は必ず持って行きます。自転車に乗っていると風が当たってあまり喉が渇かないかもしれませんが、体は汗をかいているので「喉が渇いた」と思ってから飲むのではなく、意識的に少量ずつこまめに水分補給をしましょう。

また、ペットボトルだとすぐに温まってしまいぬるくなってしまうので、自転車専用の保冷効果が高いボトルや容量がたくさん入る水筒などを持参することがおすすめです。
上級者やプロのロードレーサーは走行中に片手で水分などを補給していますが、初心者の方は片手で走行するとバランスが取りづらく危険なため立ち止まって補給することをお勧めします。また、多摩サイなどのサイクリングロードでは信号が無いため止まる頻度が低くなるので、信号が無くても水分補給のために立ち止まる時間を作りましょう。
塩分補給も大切
水分補給に加えて夏場は塩分補給も欠かせません。夏のサイクリングは水分だけでなく、塩分などのミネラルも体外へ排出されるため水分と一緒に塩分も摂取するのがおすすめです。


効率よく塩分を補給するにはスポーツドリンクや塩飴、塩分タブレットなどが最適です。
服装
サイクリング当日の服装も快適に走行するために大切になってきます。私はサイクリングに行く際は通気性の良いサイクリングウェアを着て走っていますが、サイクリングウェアを着ない方でも速乾性や通気性に優れている服装を選ぶことで体に溜まった熱を効率よく外へ逃がすことができます。

また、衣服の色も熱を吸収しやすい黒色などは避け、白色などの直射日光を避ける色を選ぶことで、外からの熱の吸収を抑えることができます。
紫外線、日焼け対策
上記の服装に関連して、日焼け対策も熱中症対策には有効です。紫外線を浴び続けると疲労が溜まりやすく、休憩しててもなかなか体力が回復しないなんてこともあります。日焼け止めを塗ったり、サングラスをかけて地面の照り返しから目を守ることが重要です。

また、サイクリング用のUVカットのアームウォーマーやネックウェアを着用して肌の露出を抑えることで日焼け防止にもなります。
RIDEAWAYでの対策
ここではRIDEAWAYでの熱中症対策を3つご紹介します。
シャワー(無料)の貸し出し
RIDEAWAYでは7月~9月の間、シャワーを無料で貸し出しています!利用時間は一人10分程度です。
暑い中、サイクリングしてきた汗や疲れを洗い流してください!
ドライヤーもあるので髪の毛を乾かすことも可能です。

サングラスのレンタル
オプションの1つとして、サングラスのレンタル(500円)があります。
サングラスは直射日光から目を守るだけでなく、砂埃や小さな虫などからも目を保護してくれます。
サングラスをつけるだけでも紫外線対策や地面からの照り返しを防ぎ周りが見やすくなります。

塩分補給
テーブルの上に塩タブレットを置いてあるので、出発前や休憩の際に食べてください!また、全ての自転車にペットボトルが差し込めるドリンクホルダーが付いているので、スポーツドリンクや飲み物を入れて走ることができます。

中野島店舗の近くにはサミット中野島店やセブンイレブン川崎布田店があるので、そこで、飲み物や補給食を購入することもできます。
まとめ
上記に示した以外にも十分な睡眠時間を確保することや走行するルートにコンビニや休憩スポットがあるかなど事前に確認する、あまりにも暑い日にはサイクリングを中止することで、夏のサイクリングも安全に楽しめると思います。
また、サイクリング中に「めまいや立ちくらみが起きた」や「意識がもうろうとしてまっすぐ走れない」などの症状が出た場合は熱中症の可能性があるので、無理に走行せずに日陰や涼しい場所で休憩しましょう。体調が回復しない場合は、目的地まで行かずに引き返したり、医療機関に受診してください。
8月にかけてより暑さが増すと思いますが、準備と対策を万全にして夏のサイクリングも楽しんでください。