多摩川レンタサイクルRIDEAWAYスタッフの園田です。
気温が30℃以上になる夏日のサイクリングでは水分をこまめに補給しなかったり、休憩する時間や場所を考慮しないことで、熱中症の危険性や体調を崩すことでお店に戻って来れなくなる可能性があります。
夏のサイクリングも安全に楽しめるように今回は多摩サイのおすすめ休憩スポットと熱中症対策について紹介します。
サイクリング中に「めまいや立ちくらみが起きた」や「意識がもうろうとしてまっすぐ走れない」などの症状が出た場合は熱中症の可能性があるので、無理に走行せずに日陰や涼しい場所で休憩しましょう。体調が回復しない場合は、目的地まで行かずに引き返したり、医療機関に受診してください。
多摩サイの休憩スポット5選
「休憩するとは言ってもどこで休憩すればいいのか分からない」という方に向けて多摩サイ周辺のおすすめ休憩スポットを5つ紹介します。
1.多摩川台公園
中野島から下流方面に約13km進んだ位置にある多摩川台公園は古墳のある公園として有名で古墳の周りの小道は森林で覆われているため日陰が多いです。また、「四季の野草園」や「水生植物園」などもあり涼しさを感じられる休憩スポットとしておすすめです。

以下のブログで多摩川台公園について詳しく説明しているので、ぜひご覧ください。
2.二子玉川ライズ周辺
二子玉川駅周辺には「二子玉川ライズ」と呼ばれるショッピングモールがありカフェや飲食店が数多くあり、食事や栄養補給に困りません。また、近くにはジャイアントストア二子玉川もあるので、ジャイアントのロードバイクやクロスバイクを見に行くこともできます。

3.クロスコーヒー
中野島からも近いクロスコーヒーはサイクリストが集まるカフェです。尾根幹や多摩川上流方面へ行く際の休憩場所としてもおすすめで、プロテインドリンクやランチなどもあります。店内にはビンディングシューズや「K-PLUS」というヘルメットも取り扱っているので、これからロードバイクの購入を考えている方やビンディングシューズを購入しようと思っている方にも参考になります。その他、コンセントやfree wi-fiが完備されています。

4.深大寺
中野島から7kmほどの場所に位置する深大寺は日本最大の厄除け大師として有名です。さらに、良質な湧水を使った深大寺そばも有名です。深大寺周辺には約20店舗ものお蕎麦屋さんが立ち並んでおり暑さで疲れた体を冷たいお蕎麦が癒してくれます。境内には弁財天池があり、周辺にはばら園や水生植物園が有名な神代植物公園などのなどの涼を味わえるスポットがあります。

5.浅間山公園
浅間山公園はこの公園のみに自生している「ムサシノキスゲ」が見られるスポットして有名です。ムサシノキスゲの見ごろは6月頃ですが、7月頃に見頃を迎えるヤマユリや公園内はコナラなどの雑草林に覆われておりベンチなどで休憩できます。近くには野川公園やプロペラカフェなどの休憩スポットもあります。

以下のブログで浅間山公園について詳しく説明しているので、ぜひご覧ください。

これだけは押さえておきたい!夏の熱中症対策
夏のサイクリングで特に気を付けるべきことを紹介します。
サイクリングルートの選定
夏場のサイクリングではサイクリングのルートを選定することが重要となります。
いきなり長距離のコースを設定することや日陰や休憩スポットが少ない道を選定してしまうことは、単に疲れるだけではなく熱中症や脱水症状を引き起こす原因となります。
こまめな水分、塩分補給
夏場のサイクリングではこまめな水分や塩分補給が長時間自転車に乗り続けられる鍵になります。私も夏にサイクリングする際にはボトル2本は必ず持って行きます。自転車に乗っていると風が当たってあまり喉が渇かないかもしれませんが、体は汗をかいているので「喉が渇いた」と思ってから飲むのではなく、意識的に少量ずつこまめに水分補給をしましょう。また、効率よく塩分を補給するにはスポーツドリンクや塩飴、塩分タブレットなどが最適です。


ペットボトルだとすぐに温まってしまいぬるくなってしまうので、自転車専用の保冷効果が高いボトルや容量がたくさん入る水筒などを持参することがおすすめです。
上級者やプロのロードレーサーは走行中に片手で水分などを補給していますが、初心者の方は片手で走行するとバランスが取りづらく危険なため立ち止まって補給することをお勧めします。また、多摩サイなどのサイクリングロードでは信号が無く、止まる頻度が低くなるので、信号が無くても水分補給のために立ち止まる時間を作りましょう。
その他の対策ポイント
服装
サイクリングをする際の服装も速乾性や通気性に優れている服装を選ぶことで体に溜まった熱を効率よく外へ逃がすことができます。また、衣服の色も熱を吸収しやすい黒色などは避け、白色などの直射日光を避ける色を選ぶことで、外からの熱の吸収を抑えることができます。
私はサイクリングに行く際は通気性の良いサイクリングウェアを着て走っています。
紫外線、日焼け対策
日焼け対策も熱中症対策には有効です。紫外線を浴び続けると疲労が溜まりやすく、休憩しててもなかなか体力が回復しないなんてこともあります。日焼け止めを塗ったり、サングラスをかけて地面の照り返しから目を守ることが重要です。
また、サイクリング用のUVカットのアームウォーマーやネックウェアを着用して肌の露出を抑えることで日焼け防止にもなります。
ライドの計画
夏は日が高くなるのが早いため昼間からサイクリングに出発すると、1番暑い中走ることになり熱中症のリスクが高まります。そこで、夏場のサイクリングする時間帯としては日が昇る前の明け方から昼前までにかけてもしくは日が沈んだ夜間に走るのがおすすめです。明け方から出発することで朝は涼しく、気温が上がりきる前に帰宅できるとだいぶ体への負担が抑えられます。
※RIDEAWAYの営業時間は9:30~17:00ですので、明け方や夜間にレンタルすることはできません。
また、夜間に走る際は必ずライトの装着と暗いので周りに注意して走行してください。
RIDEAWAYでの対策
ここでは、熱中症対策のためRIDEAWAYが行っている夏季限定のキャンペーンとその他の対策について紹介します。
RIDEAWAYでは熱中症対策のため7月~9月の夏季限定で以下3つのオプションのレンタル、利用料金が無料になるキャンペーンを実施中です!
また、オプションが無料になるだけではなく、夏季期間中はレンタルした自転車の利用料金から1,000円OFFになるキャンペーンも併せてご利用できます!初めてのご利用の方も2回目以降のご利用の方もお使いいただけるクーポンとなっています。当日ご来店いただいたお客様を対象に店頭で割引を適用させていただきます。
初回割引(1,000円OFF)との併用はできないのでご注意ください。
シャワー
夏季期間中、シャワーを無料で貸し出しています!利用時間は一人10分程度です。
暑い中、サイクリングしてきた汗や疲れを洗い流してください!
ドライヤーもあるので髪の毛を乾かすことも可能です。

サングラス
オプションの1つとして、サングラスがあります。通常のレンタルでは500円のところ夏季限定で無料でご利用いただけます!
サングラスは直射日光から目を守るだけでなく、砂埃や小さな虫などからも目を保護してくれます。
サングラスをつけるだけでも紫外線対策や地面からの照り返しを防ぎ周りが見やすくなるのでお勧めです。

日焼け止め
日焼け止めも無料でご利用いただけます。サイクリングは長時間屋外を走るため数時間走っているだけでも手や足など露出部分は日に焼けてしまいます。日焼け止めを塗るだけで、体への熱の吸収を抑制できます。

日焼け止めは顔や手、足など露出している部分に塗ってください。特に首の後ろは忘れやすいので注意してください。また、日焼け止めのタイプにもよって異なりますが、サイクリング中に汗をかいてしまうと、日焼け止めが落ちてしまう可能性もあるので、折り返しのタイミングなどで塗り直すとより効果的です。
その他の対策
夏季限定キャンペーン以外にもテーブルの上に塩タブレットを常備しているので、出発前や休憩の際に食べてください!また、全ての自転車にペットボトルが差し込めるドリンクホルダーが付いているので、スポーツドリンクや飲み物を入れて走ることができます。

中野島店舗の近くにはサミット中野島店やセブンイレブン川崎布田店があるので、そこで、飲み物や補給食を購入することもできます。
まとめ
上記に示した以外にも十分な睡眠時間を確保することや走行するルートにコンビニや休憩スポットがあるかなど事前に確認する、あまりにも暑い日にはサイクリングを中止することで、夏のサイクリングも安全に楽しめると思います。
8月にかけてより暑さが増すと思いますが、準備と対策を万全にして夏のサイクリングも楽しんでください。