【3/22開催】尾根幹を走る!町田リス園サイクリングツアーのご紹介

こんにちは、多摩川レンタサイクルRIDEAWAYスタッフの園田です。

3月に入り少しずつ気温が上がりサイクリングしやすい季節になってきました。RIDEAWAYでも今月から初心者講習会が再開し、3月22日に今年最初の「サイクルストの聖地、尾根幹を走る町田リス園サイクリングツアー」を開催します。
本記事ではツアーに向けて試走をしたので、その内容を紹介します。

目次

調査の相棒

今回のコースはアップダウンが多いコースとなっており、ギアチェンジを頻繁に使用するのでcannondale CAAD Optimo2を相棒に選びました。cannondale CAAD Optimo2は、エントリーモデルでありながらも上位モデルのCAAD13と同じフレーム技術を採用しており、長時間乗っていても疲れにくいフレーム設計やレースモデルのようなスムーズなハンドリング性能を発揮します。

レースモデルに比肩を取らないCAAD Optimo2

また、ブレーキやリアディレーラー(後ろの変速機)などのコンポートにはエントリーグレードの上位のShimano Tiagraを搭載しているためスムーズな変速もできます。

尾根幹(南多摩尾根幹線道路)

まず、ツアーではじめに訪れる場所は、東京や神奈川近郊のサイクリストやプロ選手の練習コースとして利用される南多摩幹線道路、通称「尾根幹」です。尾根幹は、東京オリンピックのロードレースのコースにも採用された言わばサイクリストの聖地とも呼べる場所です。

尾根幹はクロスコーヒーがある稲城市から町田街道に繋がるまでの約16kmの道のりとなっていて、緩やかな坂がいくつもあります。いくつものアップダウンを繰り返すことが特徴ですが、道中には通称「バーミヤン坂」と呼ばれる700m程の短い登り坂やZEBRA Coffeeなどのサイクルラックが併設されているカフェも多く隣接しているので、初心者の方でも休憩しながら楽しくサイクリングができます。

緩やかな坂がいくつも続くのが尾根幹の特徴です
奧に見える橋は尾根幹のシンボルとも言える「くじら橋」です

サイクリストにオススメな尾根幹エリアのカフェやお食事スポットは下記のブログにて紹介しています。ぜひご覧ください。

尾根幹走行時の注意ポイント

多くのサイクリストが利用する尾根幹ですが、多摩サイとは異なり車道を走行するので、複数人で走る場合は自転車同士の車両間隔をあけるなど注意しなければなりません。
ここでは、試走を行った際に気になった尾根幹の注意ポイントをご紹介します。

車通りが多い車道

尾根幹は基本的に道幅も広く走行しやすいですが、クロスコーヒーのある矢野口駅付近や平坦区間、多摩卸売市場前交差点付近の道路は車通りが多く、道幅も狭い箇所があるので注意して走行してください。

道幅は狭い場所での無理な追い抜きは危険

特に信号で止まっている車の間をすり抜ける行為や車に近づき過ぎる走行は、バランスを崩して転倒する危険や左折する車に巻き込まれてしまう危険があるので、車と十分な間隔をあけて走行したり無理な追い抜きはせずにいつでも止まれる速度で走行してください。

初めてロードバイクに乗られる方は、タイヤが細いことに加えて上り坂では速度が落ちバランスを取るのが難しいので「怖い」と感じる方は歩道をゆっくり走行してください。

鶴見川付近の長いトンネル

多摩卸売市場前交差点を左折し尾根幹から鎌倉街道へと進路を変更した先には「綾部原トンネル」というトンネルがあります。このトンネルは4kmと長くさらに車も速い速度で走行しています。トンネル入口には特に標識がないので、自転車でも車道を走行できますが、周りが壁に囲まれていて圧迫感を感じたり、トンネルの出入口付近では明暗差によってドライバーから自転車の存在が認識しにくいなどの危険があります。

そのため、初心者の方は無理をせず歩道を走行することをおすすめしています。歩道がないトンネルを走行する場合は道路端のごみや溝に注意を払いつつ、白線から少し右側を走行してください。

入口からはカーブになっていて出口が見えません
綾部原トンネルは歩道も広く車道との間にガードレールもあるので安心して走行できます

また、トンネルを走行する際はフロントライトとリアライトを点滅させてください。先ほども説明しましたが、トンネルの出入口付近では明暗差によってドライバーから自転車の存在が認識しにくい場合があるので、いち早く存在を認識してもらうためにもライトを点滅させながら走行します。

実際にトンネル内でロードバイクと車の衝突事故も発生した事例もあります。どうしても走行が不安な方はトンネルを迂回するルートを検討することをおすすめします。

ツアー目的地の「町田リス園

中野島を出発して約1時間半ほどで目的地である町田リス園に到着しました。
町田リス園は約200匹のタイワンリスが放し飼いにされており餌やり体験や実際に触れあうことができるレジャースポットです。リス以外にもウサギやリクガメ、モルモットなどの小動物も飼育しており、リスの巣箱づくりのワークショップなどのイベントも開催しています。

リスやウサギと触れ合える町田リス園

リス園には駐輪場もあるので自転車でもアクセスしやすいスポットです。

町田リス園近くのおすすめスポット

今回のツアーではリス園付近のスポットは観光しませんが、リス園の近くにもおすすめのスポットがあるので少しご紹介します。

薬師池公園

町田リス園の向かい側に位置する薬師池公園は薬師池を中心に園内には藤棚やハス田などが植えられており、3月には梅、6月のアジサイ、秋にはヒガンバナや紅葉が見られるなど四季折々の花が訪れた人を楽しませてくれます。
また、園内には国指定重要文化財である旧永井家住宅や水車小屋があり当時の暮らしの様子を感じることができます。

もし、リス園に立ち寄った際は、薬師池公園も一緒に楽しんでみてください。

四季折々の景色が楽しめる薬師池公園

薬師池公園にも駐輪場があるので、自転車でのアクセスがしやすくなっています。

サイクリングツアーでは薬師池公園内にあるダブルフォーアパートメントというカフェで自然を眺めながらランチをする予定です。

まとめ

今回は往復で32kmほどの距離を走行しました。今までのツアーは多摩サイを中心に走っていたのできつい登り坂などはほとんどなかったのですが、下記のグラフからも分かる通り尾根幹はアップダウンが多くさらに車道を走るので、走っている距離以上に疲労感がありました。

しかし、1つの坂を超える度に達成感があり走りごたえのあるコースだと思います。ツアーの際にはお客様の体力や疲れ具合を見て途中で休憩を含めながら走行するので、初心者の方も安心して参加できます。
また、「初めてのロードバイクでいきなり車道を走るのは怖い」という方でも出発前に初心者講習会を行いブレーキの操作方法やハンドサインなどをレクチャーするのでご安心ください。

32km走って獲得標高は294mでした

毎回大好評のサイクリングツアーですのでご予約はお早めによろしくお願いいたします。

▼サイクリングツアーの詳細URL
https://www.rideaway.bike/event-onekan-tour

▼お申し込みフォーム
https://www.rideaway.bike/event-cycling-tour-form

また、ツアーの雰囲気や出発から目的地までの流れを知りたい方は下記の2023年、2024年のサイクリングツアーのレポートを参照してください。

引き続きRIDEAWAYをよろしくお願いいたします。

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