親子でコミュニケーションを取りながら
楽しめる遊びやスポーツ、レジャーはいくつもありますが、
何から始めればと迷う方もいるでしょう。
色々あるうちのコミュニケーションの一つとして、
今回は自転車で簡単な冒険を楽しめるサイクリングを紹介いたします。
なぜ親子でのサイクリングがいいのか?
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親子でのサイクリングをお勧めする理由として
「会話が少なくても成立する」です。
サイクリング中は横一列で走ることは少なく、縦一列で走ることの方が多く、
コミュニケーションが必然的に少なくなります。
コミュニケーションを取ろうとしているのに少なくなるのは逆効果ではないか?
と当然思いますよね。
ただ、親子の関係は大人と子供の関係性でもあり、
世代間で会話を続けるのはいろいろとテクニックを駆使していかないと難しい部分ではあります。
サイクリングはコミュニケーションが取りにくいとはいえ、
屋外での移動となるので、子供の安全に常に注視する必要があり、
それを遂行するための最低限のコミュニケーションは取る必要があります。
半ば強制的にコミュニケーションを取りながら親子でサイクリングをすることになり、
またそれ以上の会話をしなくても目的に向かって楽しめるアトラクションの一つなので、
誰でも簡単に取り組める点がお勧めする利点です。
ではどうやって子供をサイクリングに誘うか?
基本的には直接話して誘うのが一般的ですが、子供と話すのが苦手な親も中にはいるでしょうし、
出来れば子供が楽しんでサイクリングに参加してほしいので
何とか子供に興味を持ってもらってサイクリングしたい。
そのための事前準備は欠かせない要素です。
まずは親自身がサイクリングが楽しいと日頃からアピールすることが必須です。
食事中の会話だったり、くつろいでいるときにもサイクリングの雑誌を見たり、
新しい自転車を買って、常に磨いていたりと、
端から見て楽しそうにしているところを見せておくと
まわりもそれに影響を受けて、サイクリングに興味を持ったり楽しくなってきます。
その根回しもやったうえで子供に「一緒にサイクリング行ってみるか?」の
一言を伝えることで状況が好転していきます。
自転車を用意する
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出来れば親子ともサイクリングに適した良い自転車を用意する方が
気持ちが昂り意欲が増すと思いますが、予算が高くなってしまいます。
自転車はちゃんと走ることが出来れば、正直なんでもOKです。
普段乗っている自転車で十分目的は果たせます。
自転車の性能とコミュニケーションはの質はほぼ関係ないです
自転車がなければレンタサイクル(貸出サービス)で自転車を借りてもOKです。
料金の相場は1,000円~2,000円ぐらいですが、
シェアサイクル(使いたいときだけ料金を払って利用する)というサービスなら
もう少しお安く借りられます。
レンタサイクルとシェアサイクルの違い
自転車を期間内に借り、その利用分の料金を支払う、は同じですが、
レンタサイクルは自転車を返すときは同じ店舗に返すのですが、
シェアサイクルは借りるところが指定の駐輪所で、返すのも
それ以外の同じ系列の駐輪所であれば良く、また24時間対応している点が
違いになってきます(サービス内容によって異なります)
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一つ守ってほしいところは親子の自転車のグレードを合わせる、です。
親だけ自転車のグレードが高いと、親だからしょうがないと思うところはあるけれど、
ずるいという感情も出てしまいます。
逆に親の自転車がしょぼすぎると、知り合いに見られたらカッコ悪い、
と恥ずかしい気持ちになってしまいます。
日程日時を決める
休日の午前中、晴れている日の往復二時間をお勧めします。
親は当然忙しいですが、子供だって忙しいことを理解してください。
半日、一日中も親に時間は避けられません。
短時間集中して楽しむことが重要です。
また午前中は交通量が比較的少ないです(7時~10時が特にお勧め)。
夜になるとまわりが暗くなり事故の確率も上がりますので避けた方が良いでしょう。
場所を決める
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親子でサイクリングするとなると、安全性が第一になってきます。
出来る限り交通量の少ない道を選んだうえで
目的地を選定してください。
おススメはサイクリングロードのある河川敷です。
サイクリングロードは文字通り自転車のための道のため
走りやすくなっています。
河川敷は車が少ない、または通らないという点がありますので
まずはその特徴のある道から探してください。
目的地は親子で楽しめる場所になってきますが、
美味しいものが食べられるお店を選ぶのが無難でしょう。
スーパー銭湯、スポーツ観戦も親子で楽しめるスポットですが、
あまり遠すぎたり時間がかかると、
往復二時間で帰ってこられないので、身近なところで選びましょう。
子供の好きなものを優先するのもいいですが、
親が楽しめていないと、その表情が子供に伝わってしまいます。
子供は空気感に敏感です。油断せず親子で楽しめる目的地を選んでください。
所持品を用意する
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- 日焼け止め
- ヘルメット
- 軽食
- タオル鍵
- 水
- スマホ
- グローブ膝あて
親子でのサイクリングですので、安全に気を遣うのは必須項目です。
ヘルメットは必ずかぶって出かけましょう。
暑いから、カッコ悪いからといってかぶらないなら出かけない方が良いです。
出来ればグローブ、膝あても用意して着用をお勧めします。
サイクリングは運動ですので、水と簡単な軽食は持参しましょう。
夏でも冬でも思っている以上に水分は奪われていきます。
こまめな水分補給は必須です。
軽食も大事です。こまめにエネルギーの補充をしてくと
サイクリング後の疲労感が変わってきます。
自転車のカギは、自転車を一時的にも止めておくなら必ず持参しましょう。
安全な日本とは言え、盗難の恐れはゼロではないので
しっかり対策はしておきましょう。
タオルは汗を拭くためのものですが、
傷口をふさいだり、体を固定させる、汚れた部分をふき取る、
日差しを防いだりといろいろな用途で活躍するので必ず持参しましょう。
スマホは日常生活でも必ず持参しているので
こちらも持っていきましょう。
ただ、子供と楽しんでいるときの不用意な使用は控えましょう。
地図を見たり、サイクリング中の景色や出来事の写真や動画を撮る、
緊急の連絡をするならいいのですが、ゲームしたり、仕事中のメールをみたりと
サイクリングに関係ないことをしてしまうと楽しめなくなりますので
サイクリング中だけは、スマホを他の用途で使用することは我慢しましょう。
日焼け止めは持っていくというよりも事前にしっかり顔や体に塗ってください。
紫外線は体を疲れさせますし、肌にも悪影響です。
サイクリングに限らず、屋外に出るときは必ず持参ください。
天気は必ず確認
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サイクリング当日の天気は必ず確認してください。
雨なら中止です。
雨の中のサイクリングは非常に危険性が上がります。
レインコートやタオルなど持参するものも多くなり、
サイクリング中は雨対策に追われてしまいます。
雨の日や悪天候のサイクリングは避けて、必ず晴れている日にしてください。
雨の日はどうしたらいいのか?
予定していたサイクリングが中止になった場合の代わりのアトラクションは用意してください。
何もなければお互いダラダラとその日を過ごしがちになりますし、
そういった親子で行動するチャンスが少ない方もいらっしゃるかと思いますので、
何かあった時の楽しめる準備はしておいてください。
おススメはボードゲームです。
テレビゲームのほうが簡単に取り入れられそうですが、
おそらく日常的にやっていると思いますので、新鮮さは少ないかと思います。
ボードゲームは一人ではなかなかするのが難しく、
親子で時間を割いて取り組むのには最適だと思います。
最近は多種多様なボードゲームが出ていますので、
非日常という意味では比較的簡単に体験できるものです。
サイクリング後
普段と異なる運動をしているかと思うのでしっかりとストレッチを行ってください。
出来れば、家に帰ったら真っ先にシャワーかお風呂に入って汗を流してください。
そして必ずやってほしいことはその日の食事中に
親子でのサイクリングであった出来事を話してください。
ここでの会話が記憶の定着につながり、大人になってからも思い出として残り、
経験として日々の生活にやコミュニケーションに生きてきます。
同じ体験をしたことで仲間意識感が芽生え、親子間のより良い関係づくりになってきます。