【川崎市から府中市】調布・府中周遊コース

多摩川レンタサイクル RIDEAWAYがおすすめする「調布・府中周遊コース」

店舗がある川崎市多摩区中野島から、府中市、三鷹市、調布市を中心とした多摩地域を周遊するコースです。

多摩川サイクリングロードには他の自転車や歩行者もいるため、走行時には注意が必要です。また、本コースでは市街地や道幅の狭い野川緑道なども通るため、スピードを出しすぎず、周りに十分気を付けて走行してください。

本コースでは、多摩地域の緑や水の自然、多磨霊園や深大寺などの文化的な観光も楽しめます。総距離は約22kmの短めのコースですので、初心者の方や運動と観光どちらも楽しみたい方にオススメです。

交差点や橋などのコースの重要なポイントにはGoogle Mapのリンクが張り付けられています。道を間違えないよう、適宜確認して走行してください。

目次

コース概要

  1. 中野島ホーム(川崎市多摩区中野島)【0km(出発)】
  2. 多摩川原橋(稲城市矢野口)【2.8km】
  3. 多磨霊園(小金井市前原町)【11.2km】
  4. 野川公園(調布市野水)【13.6km】
  5. 野川緑道(三鷹市大沢)【15.8km】
  6. 中野島ホーム(川崎市多摩区中野島)【21.9km】

中野島ホーム出発

RIDEAWAYの本店舗である中野島ホームを出発し、多摩川サイクリングロード(以降「多摩サイ」)上流方面に向かっていきます。

中野島ホームでは安全にサイクリングを楽しめるように操作方法やサイクリングロードの注意点などを丁寧にご説明します。
不安なことや疑問に感じることがあれば遠慮なくご相談ください。

多摩川原橋から東京の市街地へ

今回のルートでは、中野島ホームを出発後、最初は上流方面に多摩サイを走っていきます。多摩サイは多摩川沿いにある整備されたサイクリングロードで、車や信号の煩わしさから解放されて伸び伸びとサイクリングを楽しむことができます。

3kmほど多摩サイを走ったら、多摩川原橋という橋で多摩川を渡り東京側に入りましょう。

多摩川原橋を渡ったら、しばらくは市街地を走行することとなります。まっすぐに1kmほど進み、最初の大きな十字路で左に曲がって品川通りを走行してください。品川通りを3.4kmほど進むと交差点があるので右に曲がります。

道なりに2kmほど進むと、なにやら緑が増えてきます。これは左側に浅間山公園、右側に多磨霊園があるからで、都内でも有数の緑を楽しめるスポットになっています!

浅間山公園と多磨霊園

浅間山公園は小高い丘として残った自然豊かな公園で、四季折々の草花や小動物を観察することができます。また、丘の頂上には小さい神社もあり、ピクニックに最適です。春には絶滅危惧種であるムサシノキスゲが花を咲かせます。

浅間山公園を後にし、多磨霊園に沿った道を走行すると多磨霊園の小金井門に到着します。この入口から多磨霊園に入場することができます。

多摩霊園は東京ドーム27個分の広さを有する広大な公園墓地であり、東郷平八郎や三島由紀夫など多くの歴史的人物が埋葬されています。その広大で緑豊かな趣のある公園墓地は散策するのに最適で、自然と歴史を同時に楽しむことができます。

東八道路で野川公園へ

多磨霊園を出たら、正面の東八道路に出ましょう。東八道路は非常に幅員が広く、自転車用道路も完備されているサイクリングに最適な道です。東八道路に出たら、右に曲がってまっすぐ進んでください。しばらく進むと、東八道路を取り囲むように位置する緑豊かな野川公園に到着します。

野川公園は隣接した国際基督教大学のゴルフ場を前身とした緑と水の豊かな広大な緑地公園です。野川公園の名前通り野川という清流が公園内を流れています。園内には自然観察園というビオトープがあり、湿地帯の上に作られた木製の遊歩道を歩いて野鳥や水生生物を観察することができます。

野川緑道

野川公園で自然を楽しんだ後は、野川緑道で野川を下っていきます。野川緑道に出るには野川公園の自由広場入口を左に曲がり、スロープで野川沿いに降ります。このスロープは短いながらかなり急なので、自転車からは降り、押していくのが安全です。野川緑道に出られたら、右に曲がり、下流方面に向かっていきます。

野川緑道はとても道幅が狭く、歩行者も多く通ります。スピードを出さずに注意を払いながら走行してください。

野川緑道の途中には「大沢の里水車経営農家」という古民家があります。近くには「新車(しんぐるま)」と呼ばれる江戸時代に作られた水車が現存しており、ここら一帯の豊かな水環境と歴史を見ることができます。

2.2kmほど野川緑道を走行すると、大きな道路(御塔坂橋)に出ます。ここを右に曲がると中野島ホームに帰還する道に繋がり、左に曲がると深大寺に着きます。また、野川緑道をさらに500mほど進んだあたりには「深の水」と呼ばれる湧き水の給水スポットがあります。サイクリングで乾いた喉を湧き水で潤してはいかがでしょうか。

深の水の隣には「調布のやさい畑」という農作物の直売所があります。この直売所では調布市を中心とした多摩地域の農家から農作物を直接仕入れて販売していて、新鮮な野菜や果物を買うことできます。

深大寺

深大寺は天台宗のお寺で、733年開基、東京都では浅草寺に次ぐ古刹です。深大寺周辺は湧き水が豊富であり、境内には複数の湧水池があります。また、豊富な湧き水を使った「深大寺蕎麦」が有名で、お団子などと共に舌鼓を打つのも深大寺ならではの楽しみ方です。

帰り道

いよいよ中野島ホームの方に戻っていきましょう。先ほどの御塔坂橋から深大寺とは逆方面にずっと道なりで進みます。しばらく進むと行きに通過した多摩川原橋に着くので、多摩川原橋を渡り、多摩サイに戻ります。あとは多摩サイを下流方面に向かって走り、中野島ホームへ戻ります。

無事に中野島ホームへ帰還できたら、自転車を返却して終了となります。

まとめ

本記事では、中野島ホームから府中、調布、三鷹を中心とした多摩地域を周遊するコースを紹介しました。都心からほど近く、軽めのコースでしたが、自然や文化的な見どころが多くあり、初心者でも楽しめるコースとなっています。

RIDEAWAYでは他にもコースを紹介しているので、休日をサイクリングで過ごしたい方は是非参考にしてください。

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