散歩と読書!初めてのチェアリング体験記|横浜・みなとみらい編

臨港パーク

絶対やった方がいいって分かってるんだけど、後回しにしてることってありませんか?

私の場合、運動がそれです。運動自体は好きなんだけど、始めるまでが面倒くさい。健康診断では「定期的に運動をするか」という問いに対して「いいえ」を選択し続けてきました。ここ数年で在宅勤務が導入され、家にいることが増えて、体重も増えました。

そろそろ暖かくなってきたし、散歩でもしてみようかな。ついでにゆっくり読書でもしようかな。せっかくだから記録もつけてみよう。そんな思いでこの記事を書いています。(30代女性、会社員)

目次

散歩に行く準備

強力な敵「面倒くさい」に勝たなければいけないので、色々「楽しみ」を用意しようと思いました。

最近「チェアリング」っていうのが流行っているらしい。公園や川辺などに椅子を持って行って、まったり好きなことをするだけのお手軽アウトドア。ただ近所を散歩するだけじゃつまらないからチェアリングにトライしてみよう。普段は家で読書をするけれど、お外で読書も気分転換になっていいじゃない。

というわけで、ゴールデンウイーク初日はお買い物へ!この日にゲットしたのは以下の3点。

  • 折りたたみチェア
  • レジャーシート
  • 椅子に引っ掛けて使うミニテーブル

折りたたみチェアは徒歩での持ち運びを前提として、「軽い・簡単・安い」を条件に探しました。そして行き着いたのがこちら↓

ビジョンピークス(VISIONPEAKS) アウトドアチェア グラムチェア VP160406J01

ンピークス(VISIONPEAKS) アウトドアチェア グラムチェア VP160406J01

重量が1kgと他に比べてとにかく軽くて、コンパクト。お店で試しに組み立てさせてもらったら、とても簡単だったのでこれに決めました。価格は4000円ほどと少々予算オーバーだったのですが、許容範囲内。

レジャーシートとミニテーブルは100円ショップで見つけました。最近はアウトドアグッズも色々と出ていて助かります。

これらを買うためにあちこちのお店を回ったので、この日はトータル10,947歩でした。あれ、もう散歩しちゃってない?笑

しかし本番は明日!ということで荷造り開始。用意した物は上記に加えてこんな感じ。

  • ハンカチ
  • ティッシュ
  • ウェットティッシュ
  • タオル
  • ミスト化粧水
  • 帽子
  • 晴雨兼用折りたたみ傘
  • おやつ
  • ゴミ袋
  • スマホ用モバイルバッテリー
  • 半袖Tシャツ
  • デニムジーンズ
  • トレンチコート
  • お気に入りのストール(キリン柄)
  • お気に入りのスニーカー(オニツカタイガー TAI-CHI イエロー)

これらをリュックに詰め込んで就寝!

散歩と読書の記録

散歩ルート1:桜木町駅~臨港パーク(11:10~12:00)

散歩の出発点は桜木町駅にしました。あの辺りは公園も多いし、チェアリングをしていても邪魔にならない場所が多いはず。(「チェアリング」って検索するとサジェストに「迷惑」って出るので少々びびっています)

改札前に本屋さんとコンビニがあるから、ここで飲み物と読書タイム用に本を買ったら行先を決めよう。そんなゆるさでスタートです。

GoogleMapで近くの公園を探して、見つけたのが臨海パーク。評判も良いし、程よい(※ハードルは低く!)距離を歩けそうだし、第一目的地はここに決定。

桜木町駅南改札(東口)からロープウェイが出ている方へ向かいました。「日本丸」交差点を渡って左へ少し行くと右手に日本丸、正面に横浜ランドマークタワー。コスモワールドの観覧車「コスモクロック21」やヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルも見えて、横浜らしい風景です。ゴールデンウイーク中ということで、鯉のぼりが泳いでいました。

さくら通りに入ってまっすぐ歩くとドックヤードガーデンが見えました。前にここでやってたプロジェクションマッピング、見たかったな。

そしてランドマークプラザの1階に逆写真詐欺で有名なコメダ珈琲店があったのでサンドウィッチをテイクアウトすることに。その大きさやいかに…。

サンドウィッチを入れてもらった紙袋を片手に建物を出ると、大きなシルバーのオブジェ。これ、私が初めて買ってもらったCDポケットビスケッツの「イエローイエローハッピー」のジャケットに使われているんです。(年がバレる)

さて、鴉の水分補給を見守ったり、観覧車で時間を確認したりしながら引き続きさくら通りを進むと、国際大通りにぶつかります。大通りを渡ったところがパシフィコ横浜で、くるっと迂回すると臨港パークの緑と海の青、遠くに横浜ベイブリッジが見えてきます。実は迷子になりかけて必死に地図を見ていたのでこの辺りの写真が残っていませんでした。笑

臨港パーク到着!ここまで寄り道しなければ20分もかからない距離ですが、写真を撮ったり寄り道したりで50分ほど歩きました。普段の私からしたらすごい運動量です。がんばったからランチにしよう。(自分で自分を褒めるスタイル)

まずは場所を確保しなきゃと芝生を見渡すと、同じようにピクニックに来ている人がたくさん。この日は特に小さなお子さん連れが多く、レジャーシートやテントであちこち場所取りされていました。それでもまだまだスペースに余裕があったので、周りに人のいない木の影を選びました。

レジャーシートを広げ、リュックと紙袋を下ろし、チェアの組み立てに挑戦です。

紐で繋がっているポールを穴に差し込み、シートをかぶせるだけ。新品なのでお店で試したときよりは力が必要でしたが、5分ほどで完成させられました。早速靴を脱いで、深く座ってぐだ~っとする私。快適!

それではお待ちかねのランチタイム~~~!コメダ珈琲店のハムサンドは思ったよりは多いけれど食べきれないほどではないサイズで良かったです。右手でハムサンドを食べながら、左手で散歩出発時に買った本(『凜として弓を引く』(碧野 圭) – 講談社文庫)を読む。まったりしつつ忙しい。笑

気付けば1時間以上経っていて、外で読書ってこんなに快適なのかとビックリしました。とても良かったです。スマホさえ閉じてしまえば、話しかけてくる人もいないし、テレビの音声が聞こえることもない。走り回っている子どもの声がスルーできれば、集中して読書にいそしむことができると思います。

難点は雨の心配や気温の変化があること。わざわざ木陰を選んで陣取ったものの、海風が強く吹くとちょっと寒い。あと大きなアリが数匹よじ登ってきてたかな。

ずっとここにいたかったけど、もうちょっと散歩もしなきゃってことで一旦撤収。

読書の記録1:『凜として弓を引く』(碧野 圭) – 講談社文庫(12:15~13:30)

ブクログ:『凜として弓を引く』(碧野 圭)

本屋さんに並んでいる数多の本の中からこの本を選んだ理由は簡単。私も弓を引いていたから。そしてファンタジーというか…創作弓道ではなく、私の体験していた弓道の話っぽいなと期待したから。

実際読んでみたら予想は大当たり。高校生になりたての女の子がひょんなことから弓道と出会い、見学、体験、そして入門して成長していく物語。数ページ読んで分かったのは、絶対に弓道経験者が書いている文章だということ。「分かる~~~!!あるある!!」と思える箇所が多く、経験者にはたまらないのです。(弓道やったことないけど楽しめたというレビューも多かったです。未経験の皆さま、ご心配なく)

ここでは5章まで読みました。

散歩ルート2:臨港パーク~カップヌードルミュージアムパーク(13:40~14:00)

2か所目の目的地はカップヌードルミュージアムパークにしました。理由は、そんなのあったっけ?って思ったから。笑

今度は寄り道せずに歩きました。海沿いをずっと道なりに。女神橋で海の上を渡って向こう側へ。またコスモクロックで時間を確認しつつ、カップヌードルミュージアムを過ぎ、そろそろ到着かと思ったら公園というよりBBQ施設が広がっている。明らかに有料エリア。チェアリングができそうな感じではなかったので、長いベンチのようになっている階段の方に腰を下ろしました。休憩できて読書ができればいい。日向で暖かいし、インターコンチネンタルホテルを珍しい角度から見られるのも良い。

写真を見ていただければ分かる通り、ここは日影がないです。つば大きめの帽子を持ってきていて良かった。風が吹いて暑くはないけれど、まぶしい。本の紙の白さで目が痛くて読書は少しだけになってしまいました。

読書の記録2:『凜として弓を引く』(碧野 圭) – 講談社文庫(14:00~14:40)

6章読了。まだ入門していない主人公。

熱心に誘ってくれる友達がいて、サイズぴったりの胴着袴ももらえるなんて、物語の世界は都合よくできている。現実でも寄付される道具って多いか。続けられなくなったら使わなくなるより誰かに使ってもらった方が道具も嬉しいもんね。

ところでこの本の中に出てくる弓道のアニメって「ツルネ」かしら。

散歩ルート3:カップヌードルミュージアムパーク~赤レンガ倉庫(14:40~15:00)

続いての散歩の目的地は横浜赤レンガ倉庫。ずっと前に、友達とベンチに座って話した記憶があったので、きっと居場所が確保できると思ったため。

ハンマーヘッドの横をまっすぐ進み、右へ曲がってJICAの資料館を通り過ぎたところで左折するともう正面にみえている赤レンガ。この日は「ヨコハマフリューリングスフェスト2022」というドイツのお祭りをやっていたので大変な賑わいでした。のんびり散歩していたのに急に人ごみにまぎれてしまって大変。足早に抜けてたどり着いた倉庫の向こう側にはASUKAⅡが停泊していました。

良い眺めだったので六角形の石のブロックを読書ポイントに。

読書の記録3:『凜として弓を引く』(碧野 圭) – 講談社文庫(15:00~15:50)

ブクログの「本棚」

7~8章読了。

弓道をやっていると、自然に弓道以外の日本の文化も知れて面白いんだなと改めて思いました。

歩き方、所作、着物、言葉、などなど。

散歩ルート4:赤レンガ倉庫~山下公園(15:25~15:45)(15:50~16:00)

時間的に最後となる散歩の目的地は、ここまで来たら行かねばと山下公園に決定。何となく海を見ながら、釣り人の様子を見ながら歩いていたら遠回りになったけど運動不足解消のためには結果オーライ。途中、象の鼻パークを通ったらあちこちに小さな象さんがいて、子どもに大人気でした。

最後は公園内で少し移動したので2回に分けて記録。公園内でこれだけ歩けるってすごい。広い。

読書の記録4:『小説 星を追う子ども』(あきさかあさひ) – 角川文庫

ブクログ:『小説 星を追う子ども』(あきさかあさひ)

もしかしたら本屋さんで気に入った本が見つからないかもしれないと思って、念のため家から持ってきていた本。新海作品は結構好きです。
今回はほとんど読んであげられなかったので積読として本棚に登録。

散歩ルート5:山下公園~元町・中華街駅(16:10~17:15)

これまで結構歩いたし、ずっとお外にいたし、ちょっとお腹すいてきたかも。ということで、散歩らしい散歩はここまで!山下公園を出て、帰る前に寄り道してケーキとコーヒーを。新宿御苑のカフェ LA BOHEMEは「君の名は」の主人公のバイト先として知られています。横浜にも店舗があったのね。ちなみにプッチーニのオペラ「LA BOHEME」を下敷きにして作られたミュージカル「RENT」も最高なので興味のある人は見てみてください。

お店を出たら結構な雨で、慌てて元町・中華街駅まで走ったためルートは記録し忘れでした。

これにて本日の散歩と読書はおしまい!お疲れさまでした!

散歩と読書を終えて

散歩は「10km歩く」「3時間歩く」とか、読書は「絶対1冊読み切る」とかいう目標にしてしまうと「やらなきゃ」ってなって楽しくないと思うので、私は今回のように好きなだけ歩いて読んで休むスタイルが合ってるなと思いました。

やる気を出すためのお供選びも大事。実は歩数を稼いでキャラクターを成長させる「Hpos」というアプリも使っていて、1日で結構育ちました。可愛い。

私はやったことないですがポケモンGOなんかも良さそうですね。同じように面倒くさがりの人にはお勧めです。

そして持って行ったら良かったなと思ったものがいくつかあったので次回のためにメモしておきます。

  • 虫よけ(場所によっては必要かも)
  • サングラス(帽子だけでは防げない眩しさで目が痛くなった)
  • 日焼け止め(思ったより日向にいる時間が長かった)
  • カーディガン(日陰や風が出てくると寒い)
  • タンブラー(散歩のお供の定番、なくてもいいけど気分的に)

逆に、なくても良かったのは折りたたみチェア。この日のために用意したものの、みなとみらいエリアにはベンチなど座れるところがたくさんありました。
あまり荷物が多いと大変なので、散歩当日に必要なものを考えたら良さそうです。

散歩と読書のお供にしたアプリ

最後に、今回の記録に使ったアプリをご紹介します。

adidas Running ランニング&ウォーキング

  • 販売元    adidas
  • 対応デバイス android, iOS
  • 価格     無料(App内課金あり)

散歩したルートを自動で記録してくれた神アプリ。迷子常習犯の私が難しいことを何も考えずルートを記録できたのはこのアプリのおかげ。歩数や速度、消費カロリーなど、無料でも色々なデータが蓄積されます。すごい。コミュニティ機能やイベントに参加など、継続して走れるような工夫がたくさん詰まっています。

Hops – 木霊の旅

  • 販売元    Flask LLP
  • 対応デバイス android, iOS
  • 価格     無料(App内課金あり)

500歩ごとにもらえる素材を集めて木霊を育てたり着せ替えたりできるアプリ。3つのデイリーゴールをクリアすることで溜まるエナジーで探検できる森のエリアが広がったりもする。特別なミッションをクリアすると友達が増える。友達たくさんを目指してがんばろう。


読書管理ブクログ – 本棚/読書記録

  • 販売元    株式会社ブクログ
  • 対応デバイス android, iOS, Web版もあり
  • 価格     無料

その名の通り、読んだ本、読みたい本、積んでる本などを管理できるアプリ。バーコード読み取りや検索から簡単に登録できるのが嬉しい。他の人のレビューが見られたり、Bookリストを公開できたりもする。新刊通知もあるなんて助かる…!本が好きな人は入れるべき。

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