大規模な再開発が完了して、二子玉川ライズに楽天本社ビルなどなど、オシャレな雰囲気とシティ感漂う二子玉川。そんな都会の一角に、自然豊かで子どもから大人まで楽しめる遊び場、「二子玉川公園」があります。
わんぱくざかりの3歳息子がおり、「どうやって体力消耗させようか?」が日々の悩みの我が家。「二子玉川公園には、遊具がいっぱい!」という噂を聞きつけて、遊びに行ってきました。すると、噂通りさまざまな遊具があり、息子大満足!今回は、二子玉川公園の遊具を、公園をより楽しむポイントとともに紹介します。子育てをがんばる大人の憩いの場もありましたよ。
世田谷区立二子玉川公園
場所
二子玉川公園は、東急田園都市線「二子玉川駅」から徒歩9分、大井町線「上野毛駅」から 徒歩8分のところにあります。二子玉川ライズに沿って平坦な道をまっすぐ進んだところにあり、ベビーカーでも行きやすい立地です。
園内地図
「遊具の遊び場」のほか、「子ども広場」という多目的広場、草広場といった広いスペースがあります。園内には、きれいな草木がたくさんあったり、きれいに整備されていたり、清潔感があって小さな子も安心して遊ばせられる空間です。
幅広い年齢層におすすめ
遊具は幼児メインのものが多いですが、公園奥にある大きな滑り台は乳幼児から中学生くらいまで楽しんでいました。多目的広場では、小学生高学年くらいの子どもが球技(バットの使用は不可)をしていたり、家族連れでピクニックを楽しむ姿が多く見られたりしたので、小さな子どもから大人まで、幅広い年齢層の方におすすめです。
乳幼児におすすめの遊具
公園入ってすぐにあるのが、「遊具の遊び場」。乳幼児におすすめの遊具がたくさんありました。
複合遊具
まず目に飛び込んでくるのは、こちらの滑り台が組み合わさった複合遊具。階段も一段一段が低いので、1,2歳くらいの子も安心して遊べそうです。
お砂場
そのお隣には、お砂場。お砂遊び大好きな息子、お砂場道具を持ってくればよかったなぁと思いました。
水遊び場
そして一番人気だったのが、水遊び場!終始、この混雑っぷり。息子大興奮で、おそらく1時間はここにいた気が……。
水をすくっては流し、
延々と水の中をバシャバシャと歩き続け、
たまたま持っていたペットボトルをおもちゃ代わりに、思う存分楽しんでいました。
一見意味がないような動きでも、息子は水の流れや感触に興味津々だったのだと思います。思いっきり水遊びをする機会はあまり多くないので、気軽に遊ばせられるこういう施設はありがたいなと感じました。
乳幼児なら「遊具の遊び場」だけで満足できる
他にも思わず駆け登りたくなるお山に、
スプリング遊具、
クライミングを楽しめる遊具がありました。
「遊具の遊び場」自体はそんなに広いわけではないのですが、いろいろ遊具はあるので小さい子ならここだけで満足できそうです。
休憩所・自動販売機
お子さんがお外遊びに疲れたら、隣接する「ふれあい休憩室」でお休みできます。
おむつ替えや授乳もここでできますよ。
建物のすぐ外には、自動販売機もありました。
きれいなお花に囲まれたベンチ
すてきだなぁと思ったのが、この藤の花が咲くベンチ。日差しが強い季節はもう少し日を遮ってくれるベンチがほしいところですが、それ以上に優しい色合いの藤の花が印象的でした。
ほかにも、「遊具の遊び場」は「こどもかだん」に囲まれていて、いろんなお花が楽しめます。
大人気!子どもも大人も楽しめる大型滑り台
公園奥にある「みどりの遊び場」には、大型滑り台が!水遊び場と並んで大人気で、終始大勢の人でにぎわっていました。
幼児~大人まで幅広く楽しめる
斜めから見るとこの角度。私も子どもと滑りましたが、あまりの急斜面に、登っているとアキレス腱が伸びる伸びる!その分スピードも出るので、小さい子はもちろん、中学生くらいの子どもも楽しんでいました。
急斜面なので注意が必要
ただスピードが出る分、滑り終わったらすぐにどかないとぶつかったときの衝撃が大きそうです。特に中学生くらいの大きい子もどんどん滑ってきます。我が家は週末にいったこともあり混んでいたため、見ていてちょっとヒヤッとする場面がありました。特に混んでいるときに小さい子を滑らせるときは見守り必須で、「滑り終わったら、すぐにどく」とフォローしてあげると安心かなと思いました。
近くには木製遊具もある
近くには、こんな遊具もあるので滑り台が混んでいるときは、ここで遊んで空くのを待つのもいいかもしれません。
遊びやピクニックを楽しめる広場
二子玉川公園の魅力は遊具だけでなく、広場もたくさんあることです。
球技を楽しむ小学生
「子ども広場」(多目的広場)では、小学校高学年くらいの子たちが球技を楽しんでいました。
広場周辺の芝生でのんびりピクニック
「エントランス広場」では、シートを広げてのんびりランチする家族連れもいっぱい。
健康遊具も
「草広場」には、いろんな健康遊具もありました。
ど、土足禁止?!
育児の疲れが癒される、美しい庭園「帰真園」
遊具や広場で子どもを目一杯遊ばせたら、ぜひ寄って頂きたいのが「帰真園」という日本庭園です。その美しい景観に、つかの間の癒しを味わえます。
フォトスポットが多数あり、本格的なカメラをもって撮影する方がいっぱいいました。
高層ビルに日本庭園の組み合わせ。古さと新しさが融合した、めずらしい景色が見られます。
外国人観光客の観光にもおすすめな場所だなと思いました。
疲れたらスタバでほっと一息
帰真園の先にある階段を登ると、なんと公園の中に「スターバックス」があります。
混雑状況
ただ、どこでも混んでるスタバ。こちらも、もれなく混んでいました。長蛇の列……。
おすすめの楽しみ方
「店内でなくてもOK」という方は、お店の周りにすてきなベンチがたくさんありました。空が広くて、とても気持ちのいいスペースです。テイクアウトでお外でほっと一息つくのも、おすすめです。
自動販売機やトイレも
ちなみに、「すぐ飲み物買いたい!」という方は、スターバックスのとなりには自動販売機がありましたよ。また、すぐ近くにトイレもあります。
ぜひ寄ってほしい!公園のすぐとなりの多摩川
公園に隣接している多摩川
スターバックスの先をほんの少し進むと、そこにあるのは多摩川!公園のすぐとなりが川なんです。階段上から臨む多摩川は、広い空と、キラキラする水面に、思わず深呼吸したくなる気持ちよさ!
大はしゃぎ!水遊びも楽しめる
川沿いに座っておしゃべりを楽しむ人も大勢いましたが、川に入り浅瀬ではしゃぐ子どもたちもたくさんいました。
うちの息子も、大喜びで入りました。おそらく3歳息子は、生まれて初めて川に入りましたが、想像以上に楽しんでいて、「こんなに自然の中で遊ぶの好きだったんだ」と息子の新たな一面を発見できました。
都会に住んでいると、川に入る機会はなかなかないですよね。多摩川が公園のこんなに近くあるとは知らず、思わぬ良い機会となりました。
帰り道は川沿いのお散歩がおすすめ
多摩川を楽しんだ後は、川沿いをお散歩しながら二子玉川駅まで行き、最後の最後まで多摩川を満喫しました。川沿いには、ロードバイクに乗ったり、シートを敷いてお昼寝したり、いろんな楽しみ方をしている人がいました。
二子玉川公園をより楽しむポイント
持ち物は、多めのお着替え必須
水遊び場や多摩川で水遊びをする方は、
- 多めのお着替え
- タオル
- ビニール
を持っていくのがおすすめです。我が家は水遊びはする気満々でしたが、まさか多摩川で遊ぶとは思っていませんでした。たまたま現在トイトレ中のため、多めにお着替えやタオル、ビニール袋を持っていて助かりました。
持っていくと楽しめそうなもの
- お砂場道具
- 水遊び道具
- シート
- ボール
- シャボン玉
このあたりをもっていくと、遊具の遊び場でも広場でも楽しめると思います。
日をさえぎるスペースはほぼないので、日焼け対策を忘れずに
屋根があるところは、公園入口付近にある「ふれあい休憩室」とスタバくらいでした。なので、特に暑い季節に遊びに行く方は、帽子や日焼け止め、飲み物を持っていくといいと思います。
園内売店はないので、お昼ごはんは事前に考える
公園内には自動販売機とスタバはありますが、園内売店はありません。すぐにお菓子や軽食を購入することができないので、子どものおやつや飲み物、それから公園で1日過ごす方はお昼をどうするか事前に決めておくのがおすすめです。
我が家が週末にいったときには、キッチンカーがありました。(どんなスケジュールで来ているかは不明でした。)
駅周辺には、二子玉川ライズや高島屋に飲食店がたくさんあるので、ふだん行かないお店でランチを楽しむのもいいかもしれません。私は息子のお昼寝の隙に、高島屋にある大好きな小籠包のお店、鼎泰豐(ディンタイホン)に久しぶりに行けて幸せでした!自分へのごほうび、癒しは大事ですよね。
以上、二子玉川公園のご紹介でした。東京近郊にお住まいで、「1日外で遊びたい!」と思っている方は、大人も子どもも気軽に楽しめる公園なのでは、と思います。ぜひぜひ行ってみて下さいね。