多摩川は東京都、神奈川県を流れて、東京湾に注ぐ全長138kmの一級河川。河川敷にはサイクリングコースが整備されており、景色を楽しみながらサイクリングを楽しめる人気スポット。
この記事では初心者でもサイクリングに手軽に楽しんでもらうため、必需品やおすすめの立ち寄りスポット、注意事項をまとめています。
在宅ワークで運動不足、とにかく近場で手軽に自然を感じたい方・・・本格的な自転車をレンタルしてサイクリングを楽しんでみませんか?
多摩川サイクリングロードについて
多摩川サイクリングロードは、東京都羽村市から東京湾の羽田空港前にかけ、上流から下流まで複数のコースが続いています。コースの途中には公園や自然が多く、立ち寄りスポットが多いのも魅力。
サイクリング必需品
①自転車
俗に「ママチャリ」と呼ばれるシティバイクでもサイクリングはできますが、長距離に適した自転車の方が体力の消耗が少なく余裕をもってサイクリングを楽しめます。1台購入するのに最低でも10万円はかかるので、まずはレンタルして試してみることをおすすめします。
中野島と立川に拠点を構えるレンタサイクル『RIDEAWAY』では、クロスバイクやロードバイク、マウンテンバイクなど多種多様な自転車がレンタル可能。事前の会員登録と予約が必要です。
- JR南武線 中野島駅から徒歩3分
- 近くにコインパーキングもあるので車でも安心
➤Googlemap https://www.rideaway.bike/
②ヘルメット
事故やトラブルを想定し、ヘルメットは必ず装着しましょう。レンタサイクル店で借りられることが多いので、必ず借りてください。暑い日はヘルメットで頭が蒸れてしまうので、休憩時などこまめに外すことも重要です。
③サングラス
サイクリングは思っている以上にスピードが出ます。目にゴミが入って目を閉じてしまうことや、日差しで視界が制限されることを防いでくれます。スポーツタイプがおすすめですが、ご自身で持っているものをご活用ください。
その他あった方が良いもの
- 飲み物、食料
- レインコート
- グローブ
- 日焼け止めなど日差し対策グッズ
多摩川サイクリングロード 立ち寄りスポット
府中 郷土の森公園
緑豊かで広々とした公園と敷地内には博物館やプラネタリウム、美術館などがあり、休日には家族連れでにぎわっています。梅やアジサイなど季節ごとの楽しみも見どころ。
稲城天然温泉 季乃彩
地下1,700メートルから汲み上げている源泉かけ流しの温泉。サウナ、岩盤浴も完備しここで一日過ごせてしまう。ねころびの間でゆっくり横になってみては?
高幡不動尊金剛寺
真言宗智山派別格本山、高幡山明王院金剛寺は古来関東三大不動の一つに挙げられ、高幡不動尊として親しまれています。関東では数少ない古文化財として現在の不動堂が認定されており、また仁王門と共に重要文化財にも指定されています。寺内にある総重量1100キロを超える巨像で、古来日本一と伝えられた重文丈六不動三尊は修復作業が完了し、現在は奥殿にご安置されています。
是政橋
歩行者、自転車用の道幅が広く、突っ走ってもOK、止まって多摩川を眺めるもOK。多摩川上流を眺めると南武線の多摩川橋梁と富士山が、下流を眺めると遠くにスカイツリーが・・・!
サイクリングでの注意事項
注意その1 熱中症対策
サイクリングはそこまで激しい運動ではないイメージがありますが、長時間体を動かしているにもかかわらず体温の上昇に気づきにくいスポーツです。サイクリングに慣れていない初心者は特に危険です。こまめに水分補給したり、日陰になる場所で休憩したりと普段以上に意識しましょう。
✓環境省が発表している【熱中症予防情報サイト】を要チェック!
注意その2 歩行者への配慮
多摩川サイクリングロードといってもサイクリングを目的とした人だけではありません。歩行者やランニングをしている人など様々です。また、立ち寄りスポットに行ったり休憩場所を探したりと通常の道へ出る場合にはなおさらです。周りの人に配慮しながらサイクリングを楽しみましょう。
注意その3 イヤホンの使用
「イヤホンで音楽を楽しみながらサイクリングしたい!」という方もいると思います。東京都ではイヤホンの仕様を直接禁止してはいないものの、周囲の音が聞こえない状態での自転車走行は禁止されています。自分や周りのためにも使用しないようにしましょう。
高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。
東京都道路交通規則|第8条(運転手の遵守事項)
まとめ:多摩川サイクリングは魅力満載!
サイクリング初心者向けに必需品や注意事項、おすすめの立ち寄りスポットを紹介しました。多摩川サイクリングロードは今回紹介した場所近辺だけでなく、海に近い場所から山のほうまで長く続いています。日常を少し違った目線で楽しむことで、これまで気づかなかった景色や立ち寄りスポットが見つかるかもしれません。これを機にお気に入りのサイクリングコースを見つけてみてください!