こんにちわ。都心から15分程度で複数の路線からアクセスできる多摩川。二子玉川近辺など人も多く河川敷に出られる箇所もありますが、今回は、河川敷まで降りて川遊びを楽しめる穴場スポットの神奈川県川崎市多摩区の「中野島」についてご紹介します。
多摩川河川敷から河原までは決して近くはないですが、自然の中を探検する気分で河原までの道も楽します。今回は6歳(年長)の息子と一緒に行きましたが、7,8分ぐらいで河原に出られ、親子連れには都会の公園と違った楽しみもあり、おすすめです。
注意:今回ご紹介する河川敷は訪問する時期によって、かなり雑草が生い茂っており、わかりづらいかもしれません。そんな時でも同じ中野島から散策できる多摩川を水源とする二ヶ領用水についてもこの記事では紹介します。
ノスタルジックで河川敷まで徒歩5分の穴場スポット「中野島」
JR南武線で登戸から立川方面に1駅に位置するのが中野島駅です。駅舎がとてもノスタルジックで旅行に来た気分になります。この中野島ですが、駅から降りて徒歩5分で多摩川河川敷まで出ることができます。実は多摩川で川遊びするには穴場的なスポットなのです。
中野島駅入口の信号を渡ると土手に上がることができます。
河川敷までの道中には釣具屋やスーパーも
河川敷まで行く道中にはスーパーサミットや釣具屋があります。河原でちょっとしたピクニックをするなら、サミットで食料品を買い出ししておくと良いですね。
川で生物観察や手釣りをしてみるなら、途中の釣具店「中野島釣具店」で網や道具を調達することもできます。この辺の川では大物は期待できないので、小さい針(袖針3号)ぐらいが良いでしょう。餌は釣具屋で買っても良いですが、河原で石の裏を裏返して虫を探すのも楽しいです。多摩川での釣りは魚種によって遊漁券が必要な場合もありますので、多摩川の遊漁規則も見てください。
写真を取り忘れましたが、途中の100円ショップ「キャン・ドゥ」にも網や虫カゴが売ってあります。何をするかによって、道具を準備していくと良いでしょう。
多摩川まで徒歩30秒の駐車場あり
駅からは徒歩5分ですが、「中野島駅入口」の信号のところにはコインパーキングもあります。満車になることが少ないので、車で来る場合はこちらがおすすめです。
河原までの道を探検。川ではモクズガニの姿も。
多摩川河川敷に上がると河原自体はすぐそこではないですが、そこまでの道中が探検気分で楽しいです。特に夏場だと草が生い茂り身長以上の植物にも囲まれます。虫が苦手な方にはちょっと大変かもしれません・・・。
中野島駅入口の信号からスロープを上がって河川敷に出たら、上流の方に少し歩きます。
途中、赤い杭があるとこ手前に下に降りる獣道があります。
注意:撮影時は7月下旬頃でしたが、9月中旬に再度訪れた際は雑草が2倍ぐらい生い茂っていましたので、より分かりづらいです。。
獣道を下って、奥に見える河原を目指します!
写真だとわかりづらいですが、歩ける獣道があります。
夏場は背の高さ以上の植物に囲まれ、まさにタマゾン川の探検
生い茂る道を抜けると開けた場所に出ます。
開けた道を少し進んで、右に方に曲がります。
せせらぎが出てくるので奥の方から超えていくと河原にでます。
河原までは河川敷の道を7,8分ぐらい探検しながら歩きます。今回ご紹介しているルート以外にも川に出る方法はありますが、あえて探検気分を少し味わえる道をご案内しています。女性の方はスカートよりパンツ・ルックのほうがおすすめです。
この日は子供と一緒に行ったのですが、都会の公園では味わえないジャングル探検のようでとても喜んでいました。
川の中の生き物を探しているとモクズガニの姿が・・・・。但し、死骸でした。。
その後、もう少し上流に行って石の裏を探すと生きているモクズガニにも出会うことができました。その時は興奮のあまり、写真を残すのを忘れてしまいました。また次回発見した時にでも写真は更新しておきます。
夏場は夢中になって生き物探しや川遊びをしていると熱中症になる恐れもあるので、くれぐれも水分補給、ミネラル補給は忘れないようにしてください。
今回ご紹介した中野島の河川敷エリアはこちら。
中野島からすぐ行ける写真撮影スポット
中野島から多摩川サイクリングロードに行くと、自然溢れる写真が撮れます。
サイクリングロードは歩行者も通ることができるため、ふらっと立ち寄ることもできます。
多摩川の写真スポットを探して(秋)では、少し肌寒くなった秋にも楽しめる写真情報を掲載しています。
川辺では野鳥から、野草まで、多摩川ならではの自然を堪能してみてください。
中野島、もう一つの川遊び散策スポット「二ヶ領用水」
記事冒頭に記載したように今回ご紹介した多摩川の河原は訪れる時期によっては非常に雑草が生い茂り、わかりづらい可能性があります。お子様連れの場合は特にハードルが高いかもしれません。
そんな時にもう一つご紹介したいのが多摩川を水源として人工的に作られた用水路があります。それが「二ヶ領用水」です。国の登録記念物にも2020年に登録され、中野島駅から多摩川とは逆方向に8分ほど歩くと「橋本橋」という橋付近に用水路沿いに降りられる道があります。
橋本橋の手前から用水路沿いに降りられます。
この下り坂を降りていきます。
ちなみにこの二ヶ領用水は全長が18kmあり、場所によって雰囲気が変わります。ちょっと歩くのはしんどいですが、自転車で散策でも出来ればリフレッシュできそうです。稲田堤や宿河原付近には桜が名所となっている箇所もあるので、春の桜の時期に花見なんていうも良さそうです。
中野島から徒歩8分の二ヶ領用水はこちら。
多摩川周辺散策ならスポーツバイク専門のレンタサイクルも
今回ご紹介した中野島ですが、川沿いの駐車場に車を止めたり、電車で中野島まで来てからお手軽に川遊びすることができます。さらに、中野島に最近オープンしたクロスバイク・ロードバイク専門のレンタサイクル「RIDEAWAY」を利用すれば、中野島近辺だけでなく、下流は二子玉川や川崎、上流は調布、府中、立川まで、ちょっと足を伸ばして川遊びを楽しめます。おすすめのサイクリングコースも紹介しています。
初回ご利用の方限定で1日レンタルが1,000円OFFになるので、この機会にレンタサイクルも利用してみるのも良いかもしれません。
お出かけの際はレンタサイクルが便利
今回ご紹介したのは多摩川の川遊びスポットでしたが、多摩川以外でもお出かけの際にはレンタサイクルがおすすめです。
家族での旅行でも行く先々でレンタサイクルを利用すると徒歩とは違った体験が楽しめます。
旅行先でのレンタサイクルのススメでは旅行先でレンタサイクルを利用した楽しみ方が紹介されています。
ぜひお出かけの際に参考にしてみてください。